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从《相聚一刻》看日本人的恋爱观

 2023-05-20 10:05  

论文总字数:9033字

摘 要

自古以来中日两国就有着密切的文化交流,了解日本人的恋爱观,从中透视出日本人在面对爱情时的思想、情结、价值观、人生观等,对于我们在未来当中与日本民族之间的文化交流,政治、经济上的往来,都会起到非常重要的作用。我想本文从《相聚一刻》看日本人的恋爱观出发,让我们微窥一下现实之中日本社会人们的恋爱观究竟如何。

关键词:跨文化交流;恋爱观;中日两国

目 次

謝辞 I

要旨 II

摘要 Ⅲ

1 はじめに 1

2 『めぞん一刻』のあらすじ 2

3 『めぞん一刻』と日本人の恋愛観 4

4 『めぞん一刻』の独身者の恋愛観 5

4.1 五代祐作の恋愛観 5

4.2 音無響子の恋愛観 5

4.3 三鷹瞬の恋愛観 6

4.4 七尾梢の恋愛観 6

5 『めぞん一刻』の既婚者の恋愛観 8

5.1 一ノ瀬氏の恋愛観 8

5.2 三鷹の伯父さんの恋愛観 8

5.3 五代のおばあちゃんの恋愛観 8

6 独身者と既婚者の恋愛観の比較 10

7 現実における日本の若者の恋愛観 11

8 おわり 12

参考文献 13

1 はじめに

恋愛は一つの民族の社会形態に反映し、民族文化の一種の表れでもある。日本と中国は海を隔てて隣接している国であり、古来から日本は中国からの文化を取り込んでいた。その交流は両国の文化の間にお互いに浸透し、影響しあっていた。しかし、互いに影響していても、両国の価値観は異なるものであり、当然両国の文化の間には、様々な差異が存在している。

日本人の恋愛観は、文化の表現形式の一種である。日本人の恋愛観は、日本人の思想、心理、価値観、人生観など様々な方面で表出している。日本人の恋愛観を分析することにより、日本文化を理解することにつながると思う。

日本は中国にとって大きな影響力を持つ隣国であり、両国間の貿易が、両国の経済発展にも大きく影響を与える。日本の技術、教育の水準などは中国より高く、今後の中国の発展にも日本から学ぶことは多い。そのためにまず日本人の考え方、ものの捉え方を理解しておく必要がある。本論文は高橋留美子先生の『めぞん一刻』の中の恋愛観に焦点を当て、五代裕作、音無響子、三鷹瞬、七尾梢などの登場人物の恋愛遍歴を分析し、そこからみる日本人の恋愛観について研究をしていく。

2 『めぞん一刻』のあらすじ

日本人の恋愛観を研究するために、まず始めに分析対象である『めぞん一刻』とは何かについて論じていきたい。『めぞん一刻』とは、日本の漫画家高橋留美子先生原作の漫画であり、1980年代の恋愛漫画の金字塔として名高い作品である。物語は、非常的に古い木造アパート「一刻館」に新しい管理人として音無響子が来るところから始まり、そのアパートの5号室に住む主人公の浪人生の五代裕作は美しい彼女に恋をすることとなる。この物語は若い未亡人の管理人と年下の下宿人、ふたりの淡い恋愛模様を中心に、個性的な人々が揃う一刻館の賑やかな日常を描く。

響子は夫の音無総一郎を1年前に亡くし、まだ気持ちの整理がつかないでいた。一刻館の大家である総一朗のお父様が彼女にこの仕事を薦めたのは、少しでも寂しさが紛れればいいという配慮からであった。一刻館の住み込む管理人として働き始めた響子は、忙しい毎日を過ごす。

響子は裕作の気持ちをよく知りながらも、いつも素知らぬ態度で避けていた。それでありながら彼がガールフレンドと親密にしているのを見聞するとつい、やきもちを焼いてしまう。他の住人たちはしょっちゅう冷やかして、裕作の部屋に押しかけては彼の恋路の一喜一憂を酒の肴に連日宴会で、騒ぎをする。そしてもう一人、響子はテニススクールで知り合ったコーチの三鷹瞬からも熱心なアプローチを受けるが、一向に答えは出そうにない。

歳月を重ねる中で彼らはそれぞれの岐路に立つ。大学を卒業し、就職浪人を経験した裕作は周囲の人達に助けられながら保育士を目指す。犬が苦手だった三鷹は犬が大好きの見合い相手、九条明日菜に惚れられ、ひょんな誤解が元で彼女にプロポーズするに至る。しばらく続いた裕作―響子―三鷹の三角関係だが、徐々に響子は自らの裕作への想いに素直に向き合おうとする。

ところが、それでも彼らの複雑な関係は続き、裕作とのもどかしい距離を縮めて素直に自分の気持ちを向き合おうと考えた響子は二人の関係をもっと深く発展させようと決意を決める。だが、裕作が響子の亡き夫を意識してしまったために不調に終わる。しかしながら、すでに二人ともお互いの気持ちが一致していると自覚する段階に到達していた。一刻館で二人きりとなったその晩、ついに結ばれて共に朝を迎えた裕作に対して、ようやく響子は本当にずっと好きだったことを告白した。

裕作との結婚を控えた時、響子は亡き夫の遺品を総一朗の父さんへ返すことにしたが、それは自分の気持ちを整理して、同時に祐作の気持ちを配慮するつもりである。遺品を返す報告として、響子は惣一郎の墓前へ行くが、そこには偶然に裕作もいた。惣一郎の墓前で裕作は、出会った時に既に響子は心に深く惣一郎を刻んでおり、そんな響子を自分が好きになった、だからそれゆえに、響子の惣一郎への想いも、全て含めてずっと響子を愛していくことを誓う。その裕作の言葉は付近にいる響子にも聞こえており、響子は裕作と出会えたことを亡き惣一郎は喜んでくれると確信する。改めて裕作の前に立った響子には、裕作と新しい人生を歩んでいくことに迷いは無かった。惣一郎の遺品について裕作は無理に返さなくても良いと言ってくれたのだが、響子は「いいの。……これでいいの。」と毅然と言い、惣一郎の墓前で改めて裕作との出会いに感謝するのであった。

結婚後も裕作と響子は一刻館で暮らしている。翌年の春には長女、五代春香も生まれた。しばらくは共働きで、管理人の仕事も続けるつもりでいる。裕作は早々に新居を探すつもりでいたが、引っ越し代も馬鹿にならないというのが響子の言い分である。何よりここは、ふたりが初めて出会った場所である。

以上が『めぞん一刻』の大まかな内容となる。次の章では『めぞん一刻』と日本人の恋愛観の関係性をみていきたい。

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